大宇造船海洋、粉飾決算で2年間に成果給2000億ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.16 08:30
昨年5兆ウォン(約4520億円)台の営業損失を記録した大宇(デウ)造船海洋が1兆5000億ウォン台の粉飾決算をした情況が現われた。監査院が15日に発表した「金融公共機関出資会社管理実態」監査結果だ。監査院によると大宇造船海洋は原価を少なく算定して工事進行率を膨らませ営業利益を実際より高く算出する手法を使った。
特に大宇造船海洋は大規模損失にもかかわらず、過多計上された財務状態を根拠に2013~2014年に役員に成果給65億ウォンと社員に成果給1984億ウォンを不当に支給することもした。大宇造船海洋に出資した産業銀行は粉飾決算を摘発できる「財務異常値分析システム」を適時に活用せず不良を育てた。